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ダブルクロス・リプレイ・ジパング 戦国ラグナロク(ネタバレ) [書籍感想]

個人的評価:★★★★★


ダブルクロス・リプレイ・ジパング(1)  戦国ラグナロク (富士見ドラゴン・ブック)

ダブルクロス・リプレイ・ジパング(1) 戦国ラグナロク (富士見ドラゴン・ブック)

  • 作者: 田中 天
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2008/12/20
  • メディア: 文庫



――時は戦国。
織田信長が天下に威名を轟かせ、後に安土桃山と呼ばれることになる時代。
覇道を歩む信長の影で、怪しげな集団が暗躍していた。…その名は魔界十字軍!
女子高生・天野真弓は“忍法時滑り”の術によってこのとんでもない世界に召喚されてしまう。
途方にくれる彼女の周りには、奇妙な縁により仲間が集う。
果たして真弓は無事現代へ帰れるのか!?
奇才・田中天の手によって、史書に記されなかった異形の戦国絵巻が、今、紐解かれる!

 バカだーーーーー!!!!!

 TRPG、ダブルクロスの新作リプレイシリーズなのですが、GMが田中天。
 私、初めてTRPGのリプレイを読んだのがダブルクロス・リプレイ(無印)で、作中、この田中天さんが演じた上月永斗に大爆笑してTRPGリプレイの手を広げ始めた、という経緯があり、田中天さんのファンであります。
 そんな田中天さんなのですが、GMとしての田中天さんは、最初に目にしたのがナイトウィザード2ndの「愛はさだめ、さだめは死」で、面白かったのですが天さん節は見られなかったのが残念で、実は他のGMとしての天さんの作品には手を出してなかったのですよね。

 でもこの作品のあらすじに、サブタイトルの「戦国ラグナロク」……
 もう、かぐわしいまでのダメな香りがぷんぷんと(笑
 それにつられるように、ふらふらと買ってしまったのですが……

 もう、ね?
 「ヒュドラ道三」とか、「ヴィーナス謙信」とか、一体何を考えているのかと!
 いいぞもっとやれ!

 なんというかね、ここまでバカに徹せられると、いっそすがすがしいw
 貝の中から裸身で出てくる上杉謙信とか、もうアホかとw
 おまけに武田信玄、おファラオ様ってなんだw
 配下の武田二十四将はイベントキャラ除いてスフィンクスの質問した挙句、ふっつーに答えられて全員自爆してるし、お前ら一体何しに出てきたんだ!!w
 というか、24対3って、あれ質問失敗してたらどうしてたんだろう……(苦笑

 武田信玄自身も城と一体化してシューティングのボスみたいになってるしw
 なんで追い詰められて新たに城を呼んで巨大ロボとかやってるんだw
 これはもう突っ込みどころが多すぎて笑うしかないw
 久々に全力前回の田中天を見たw
 これはシリーズ追いかけよう、バカ過ぎる。腹痛ぇ。

 それにしても、今回のパーティ、女子高生が戦国時代にタイムスリップとか、戦国時代を自転車で走るとかはまんま犬夜叉ですが、弓(というかキーとなる武器)で妖怪イクフサを止めたり、お前を食うのは俺だから、他のヤツには食わせんとかいって敵と戦ったりするあたり、完全にうしおととらだよなあ……最近読んでみたばかりなので凄い印象が被って被って。

 いやもう、本当に面白かった。抱腹絶倒。
 次巻も買い決定だわ、これw
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